パナシア・オープン

私が楽チンになることができ、幸運な事も公私にまたがりたくさん起きたパナシアの中から、今回はパナシア・オープンについて、ご紹介させて頂きます。

他の多くの心理療法と同じで「問題」というマイナスにどっぷりと浸ることが大前提の技ですので、効果が即出て激変なさる方(内的統制タイプ)と、そうでない方(外的統制タイプ)に別れてしまうことが判明し、現在のARKではメインの技にはなっておりませんが、私には劇的に効きました

個別の「問題(マイナス)」に効いたので、自己変革に使おうとしたら、何回も吐いてしまい、変わることに抵抗している自分に気づきました。色々ネガティブなものを抱え、自分のことが嫌いで変わりたかったのに、そんな自分に愛着があって抵抗していたんですね。

では、パナシア・オープンの説明です。

 

<パナシアオープンのポイント>

●禅定と無条件反射
認知に伴う情動に禅定する(浸る)ことで、誰にでも備わっている無条件反射の一つである解放反射を発動させ、ゼロ化します。個人のリソース(経験・能力・環境など)には頼りません。

●1分間持続
1分間持続したことは、脳が行動だと認識します。1分未満は気の迷い、脳は行動だとカウントしません。
嫌なこと=行動を繰り返し体験すると、やがて耐性ができて平気になるのと同じで、一分間禅定して、それを繰り返すとことで、耐性をつくりあげます。

●咬筋を伸ばす
さらに咬筋を伸ばすことで、ストレートに情動を感じることができ、欠伸反射が解放反射を促進します。

なんか、難しそうですね? でも、やり方は簡単です!!


<パナシア・オープンのやり方>

①打撃(ショック、嫌な出来事の情動)を感じて禅定する
②目をあけて、視点を定める
③咬筋を伸ばす

これだけです。

①打撃(ショック・嫌な出来事の情動)を感じて禅定する
問題というマイナスにどっぷり浸ります。
例えば、「されたくないことをされた」という経験があるとき、そのときの打撃(ショック・嫌さ)を感じつづけます。
その後で「泣いた」とか、「怒った」、「悔しかった」、「恥かしかった」とかの反応・感情ではなく、思わず固まったとか、頭が真っ白になったとかした時の、まさにその瞬間の打撃(ショック・嫌さ)を感じ続けます。

②目をあけて、視点を定める
こそのまま、目をあけて、真正面の壁かどこかの一箇所に目印をきめて、見つめます。
キョロキョロ目を動かしたり、逆にぼ~と焦点をぼかして、ストレスを誤魔化さないようにします。

③咬筋を伸ばす
咬筋(あごから耳につながる筋肉)を大きく伸ばすために、口を大きく大きく開けます。
この状態を1分強つづけます。(あくび、オエ、げっぷが出たら終了してもOKです)

朝、昼、晩、寝る前に行うと効果的です。

打撃⇒咬筋をのばす の順番は必ず守ってください。咬筋をのばしてから打撃を思い出しても、ゼロ化できません。


<パナシアは手段であって、大切なのはゼロ化です。>

ピーマンが大嫌いだった人が、
平気で食べられるようになったとき、ピーマンと聞いても、「ピーマン以上でも、ピーマン以下でもなく、単にピーマンだ」という認識しか起きません。

昔なら「げっ!」と思っていたピーマンだったけど、今は平気になってしまっています。
これがピーマンを聞いたときの、認知に伴う情動がゼロになった状態です。

「さべらげ」ってご存知ですか?

知らないですよね。
意味ないデタラメな言葉です。

今、「ん? 知らない! 何だろう?」 ぐらいで、あまり情動は出ませんでしたよね。

怖い人や嫌いな人を想像したり、実際に会ったとき、「さべらげ」という言葉を聞いた時と同じように、ネガティブな情動は出なくなるのがゼロ化です。


<持続的暴露療法(エクスポージャー)>

パナシア・オープンは、持続的暴露療法(エクスポージャー)をベースにしています。持続的暴露療法(エクスポージャー)は、逃避反応妨害法とも呼ばれ、文字通り、逃避できないようにして、解放反射を引き起こす方法です。9・11テロでトラウマを抱えた方に、高い効果があったことでも有名です。

例えば、高所恐怖症を治すとき、治療室でビルの上とか、高い橋からの映像を見せて耐えてもらいます。泣き叫んで、錯乱(パニック)状態になりますが、恐怖を感じるには筋肉の緊張が必要で、その限界は十数分しかないそうです。

それ以上は、緊張することができず、恐怖を持続できなくなります。実際の治療では、恐怖を感じないように目をつむったり、色々抵抗するので、45分くらいかかるそうです。

治療がおわったとき、もうヘトヘト、腰が抜けた状態になっているそうです。で、一晩寝ると、翌日はもう高いところが怖くない。これが持続的暴露療法(エクスポージャー)です。

エクスポージャーは、脳の前頭前野連合が活性化し、海馬が発展するらしいと聞いたことがあります。恐怖だったことの記憶が、書き換わったということかも知れません。

可愛そうだから、耐えられそうな高さの映像を見せ、慣れてきたらもう少し高い所からの映像を見せる、そんな優しい方法にすると、心構え・心の準備ができてしまい、一切効果がありません。いきなり耐えられない高さの映像を見せて、錯乱(パニック)状態になることがポイントです。

驚くべきは、エクスポージャーの治癒率98%ということです。「やっぱり怖いから、やりたくない」とキャンセルする人が、だいたい2%。だから、申し込んだ方の98%の人が治るけれど、2%は治らないということらしいです。

 
長くなるので、パナシアが効いた人、効かない人については、
次の記事「パナシア・オープンの続き<統御感>」で!!
 
自分が変われば現実も変わる!
最初の一歩が最後の一歩!
 
⇒次回の記事はこちら
 

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